内科 生活習慣病|市原市のちはら台南内科クリニック



内科

内科について

地域における当クリニックの役割

 現在の日本において、医療機関の役割分担が必要であることは言うまでもありません。
 特に急性期病院における医師・看護師不足は圧倒的であり、これが是正されない限り、日本の医療の特徴でもある「フリーアクセス」は維持できず、国民が適時性と適切性を担保した医療を受けられなくなる可能性があります。ですから、医療関係者だけではなく国民全体が意識改革を行い、それぞれの医療機関の特徴を最大限に活用した役割分担と連携を確立しなければなりません。
 このような現状を踏まえて、当クリニックの役割を「ゲートキーパー」と「コントローラー」とします。
#1 ゲートキーパー
 ゲートキーパーとは門番・守衛のことであり、地域の皆さんの健康をいつでも傍らで見守り、病気の予防や初期診療を行います。また、診察の結果、より高度な検査や治療が必要な方には、千葉労災病院、千葉東病院、千葉大学医学部附属病院などの中核病院を御紹介したいと考えております。
#2 コントローラー
 生活習慣病、気管支喘息、リウマチ膠原病など慢性疾患のある患者さんを診察・治療し、病勢をコントロールすることで生活の質を低下させないよう努めていきます。

小児への対応について

 内科を標榜するクリニックを開くに当たり、地域の皆さんから「こどもを診て貰えますか?」という質問を多く寄せられますが、結論としては「No」とお答えしています。と言いますのも、成長過程にある小児と、心身ともに成熟し徐々に「老い」が進行する成人とでは医療を提供する際に大きな違いがあること、そして、この地域には小児科を専門とする先生方がおられることなどが理由です。
 「開業医たるもの、小児を診ないでどうする!」とお叱りを受けてしまうことを覚悟の上でお答えしていますので、どうぞ御理解ください。

お願い

 当クリニックを受診していただくにあたり、次の点を御理解ください。
#1 「価値観の尊重」と「専門職の理念」

 受診される皆さんの価値観(人生観や死生観を含みます)及び希望を最大限に尊重するというスタンスで診療を行います。しかし一方で、専門職の理念に基づいて医療を提供しますので、お一人おひとりの価値観や希望を全面的には肯定できないこともあります。

 例えば、患者さんが『今はだるいだけだけれど、これから咳が出るかもしれないし、熱が出るかもしれないから抗生物質を処方してくれ』と言われた場合、その時点で細菌感染による症状や診察所見を認めなければ、決して抗生物質を処方しません。

 このような症状の時に抗生物質を内服することは、リスクとベネフィットを比較すると明らかにリスクの方が大きいからです。つまり、抗生物質による細菌感染発症予防効果に比べて、副作用発現のリスクの方が高いということです。抗生物質で治療することが最も適切であると判断するような細菌感染症状が出現した時に再度お越しいただき、抗生物質を処方いたします。

 このように、患者さんにとってより適切な治療を選択するために、専門職の理念と科学的根拠を優先させる場合がありますので御理解ください。

#2 医療の不確実性

 「医療機関に行けば1回で病気が診断され、すぐに治る」と思われている方が少なからずいらっしゃいます。しかし、ヒトの身体と心は複雑であり千差万別ですから、同じような症状に見えて異なる病気であることもよく経験されます。
 1回の診察で早計な診断をするのではなく、経過を見てから診断を行う場合もあります。その際は、患者さん御自身が症状をよく観察し、それを私どもにお伝えいただく必要がありますので、宜しくお願いします。

 また、治療効果についても複雑なものです。同じような症状であっても、同じ治療で同じ効果が得られるわけではありません。とても効果がある方もいれば、ほとんど効果がない方もいます。効果を見ながら治療を変えていくこともしばしば経験します。この点もよく御理解ください。


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